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【早瀬監督日記】9月23日★監督も筋肉痛になる?! |
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2008-12-11 Thu 16:56
21日に中止になったアクションシーンの撮影。
前夜にだいたいのアクションシーンのカット割りを考える。 自分が役者になって動いてみる ![]() 汗を流して 一人で何役も演じつつ飛んだり跳ねたりしている私を、飼い犬が不思議そうに見つめてくる![]() 納得のいく動きが決まったら絵コンテを書き始める。 今までの撮影でも重要なシーンや俳優がたくさん出てくるシーンの時は絵コンテを描いた ![]() ![]() 絵コンテはあくまで監督のイメージであって、撮影現場では俳優の芝居や演出、撮影の場所によってカット割りもドンドン変わっていく。 絵コンテ通りに進むということはあまりない。 でもきちんと監督がイメージを作っていくことでスタッフや俳優にスムーズに伝わり、より良いカット割りが生まれてくる ![]() 流れと動きがわかれば絵は上手くなくてもいい。 とはいえ描き始めると妙にのめり込んでしまい表情までこだわりはじめる。夜の帳に包まれ「寝なきゃ!」と思いつつも筆がとまらない ![]() そして迎えたアクションシーンの撮影では、スタッフも良い映像にしようと朝から燃えており、絵コンテをもとにいいろな意見が飛び交う。 素晴らしいカット割りが決まってさあ撮影スタート ![]() 自分が考えた絵コンテと実際の撮影のカット割りがどのように変わっているかを見るのも面白い。 怪我もなく無事撮影終了して椅子から立ち上がると太股に鈍い痛みが走る ![]() 昨夜の一人アクションで筋肉痛になってしまうとは・・・ ![]() |
【早瀬監督日記】9月22日★恐怖のプールシーン! |
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2008-12-04 Thu 16:39
今回の全ての撮影の中で私が監督として最も恐れていたプールシーン
![]() シーンの内容のことではない。場所の問題なのだ。 ![]() 私は泳げない ![]() プールを見ただけでクラクラと目まいがする。 ましてや今日は飛び込み台の撮影。 高いところは大好きなので10メートルでもへっちゃら。 しかし下に水があるというだけでそれはもう想像を絶する世界となる。 朝から脈拍推定170は超えていた ![]() なんでプールのシーンを映画の中に入れたんだろうとしばし自問自答。 自分が苦手な世界あるいは知らない世界を積極的に映画の中に取り入れたい。 その勢いで入れてしまったプールシーン。 しかも予算の都合上2時間以内で撮影を全て終わらせなければならないという制約がつく。 限られた予算と時間の中、ぎりぎりの撮影スケジュールをこなしていくためには、いかに効率よくかつ迅速に撮影していくかが大切だ。 その一方で自分の納得いくまで演出をするのも大切。 そのはざまで揺れ動く毎日。さらに今日はプールなのだ。 額は脂汗でびっしり顔はひきつった笑顔が張り付く ![]() 撮影自体はスムーズに進む。 その日の夜、なぜか飛び込み台から飛び込み、ぎりぎり水面で止まる夢を見た ![]() |
【早瀬監督日記】9月21日★皆に感謝! |
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2008-12-02 Tue 14:35
今まで外ロケの時は晴れ、建物の中のロケの時は雨など天気に恵まれていたが、ついに本日の外ロケの時に雨が降り出す。
ここまで全く天気に邪魔されることもなかっただけに雨がうらめしい。 しかも今日の雨は降ったり止んだりではっきりせずロケを中止にするか判断が難しい。 結局お昼に中止の判断を下す ![]() 夜は中野のホールでの上映会のシーン。 日曜日の夜で雨という悪条件にも関わらず300人近くのエキストラの方が集まってくれた。 エキストラへの指示は助監督の仕事だがら直接皆さんとお話が出来ず残念。 もっと感謝の気持ちを伝えたかった。 これだけ多くのエキストラが集まっての撮影は非常に大変なのに。 エキストラの皆さんの熱演と、連盟事務所の職員や、中野区の通訳の方など、たくさんの方にご協力いただけたお陰で、無事すべての撮影が終了。 2時間以上も手をあげっぱなしだったエキストラのみなさんありがとうございました! ![]() |
【早瀬監督日記】9月20日★監督のワガママ |
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2008-11-26 Wed 13:15
今日は病院での撮影。
当初決めていたロケの場所がどうしてもイメージに合わないから別の場所にしたいとワガママを言い出す。 誰がって私が ![]() 急遽、別の場所を探し出し内容を少しかえて撮影することに。 これはもちろんワガママでも何でもなくよりよい映画にするためには当然必要なこと。 ロケに入った最初のころはちょっと遠慮してしまって逆にもっと自分のイメージをぶつけてくださいとスタッフに言われた。 出来るか出来ないかはその時みんなで話し合って考えれば良い。 今回は本当に優秀なプロ達が監督のイメージを出来るだけきちんと映像化するよう自分の技術や経験を全てぶつけてくれる。 監督として安心して演出だけを考えられる環境をみんなが作ってくれる。 何より今自分が監督としてこの現場にいられるのも、ろうあ連盟のみなさん、全国の「ゆずり葉」を応援してくれているみなさんのおかげだ。 ほんの短いシーン一つにも本当に多くの人の思いが詰まっている。感謝の気持ちを胸に今日も現場でワガママを言う私である。 ![]() |
【早瀬監督日記】9月19日★クライマックス! |
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2008-11-21 Fri 09:29
今日はこの映画のクライマックスシーンの撮影。
ほぼ一日をかける。とはいえ特別なことをするわけではない。 いつもと同じように撮影に入る前に まずカメラマンや照明技師などのメインスタッフで打ち合わせをする。 スタッフに私のイメージを伝えて、だいたいのカメラの位置を話し合う。 それから「段取り」に入る。 実際に俳優さんに自由に芝居をしてもらって 改めてカット割りを決めるのだ。 ![]() 話し合いの間、俳優さんはメイク室に戻る。 カット割りを決めた上でもう一度俳優さんに芝居をしてもらう 「リハーサル」が終われば照明の準備に入る。 録音や照明の準備が終わったら本番と同じ流れで「テスト」に入る。 このテストの時に芝居がかたまり最後のテストでOKが出たら本番となる。 この流れで毎日撮影を行っていくわけだが、 今日はこの打ち合わにじっくり時間をかけてトコトン話し合った。 納得のいくカット割りと演出プランが決まりいよいよ本番に入る。 素晴らしいスタッフワークと俳優の芝居ががっちりとかみ合い イメージ以上の映像に仕上がった ![]() 本番中スタッフが涙を流していた ![]() 「泣いてたね」とスタッフに言ったら「監督も泣いてましたよね」と言われた。。。 ![]() |
【早瀬監督日記】物憂げな雰囲気の教室… |
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2008-11-19 Wed 17:40
【9月18日】
台東区にある旧田中小学校での撮影。 今回の映画では台東区フィルムコミッションにお世話になり いくつかの区の施設を使わせてもらった。 ここは8月のロケハン(下見)で紹介してもらい すぐに気に入った場所。 ただ使われなくなった学校の教室というのは、 物憂げな雰囲気がどことなく漂っていて なんとなく気持ちも湿ってくる。 ![]() 今日は役者もエキストラもたくさんいて 台詞の最も多いシーン。 カット数も多くなる。 ![]() ![]() ここは表情のアップにするか、 そのあとどのカットでつなぐかなどを常に考える。 前日にだいたいのカット割りを考えておくが やはり俳優の芝居やロケの場所の状況で どんどんかわってくる。 カメラマンや助監督らの意見を聞いて 最終的に判断を下す。 カット割りを考えるのはやはり経験が必要だと実感。 任せられる時はどんどん任せていくのも大切だ。 今日はスタッフのチームワークもよく早く終わったので 新宿でスタッフと俳優部で飲みに行く。 ![]() ![]() 良い雰囲気で後半も頑張ろうと盛り上がる ![]() ![]() |
【早瀬監督日記】9月17日★思わず先生の顔が… |
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2008-11-17 Mon 20:08
【9月17日】
今日は10名の子どもたちにエキストラとして出演してもらった。 早瀬先生としてではなく 早瀬監督として子どもたちに接しようとするが、 「ちゃんと子どもたちに伝わってるかな?」 「きちんと挨拶できてるかな?」と つい先生の顔が出てしまう ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 出来るだけ助監督の鈴木さんに任せて 監督業に集中することにする ![]() 今回の撮影現場には出来るだけ たくさんのろう児達に見て欲しいと思っていた。 ろう者と聴者が一緒に一つのものを創り上げる現場を見るということは、 めったに出来ない経験だけにたくさんのことを学ぶことが出来る。 現場に来られなかった子どもたちには、 是非撮影現場のメイキングを見てもらいたい ![]() ろう者と聴者の枠を超えたプロ同士の仕事、 人間同士の対話が撮影現場に詰まっており これほど「生きた教科書」はないと思う。 午後からは雨の中の撮影。 ![]() スタッフが思わず涙を流すくらい 感動的なラブシーンに子ども達も大喜び ![]() ![]() ![]() ![]() 監督も大喜び ![]() ![]() ![]() |
演出の出し方 |
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2008-11-14 Fri 11:39
9月16日の日記
久々に谷中に戻ってきての撮影。 朝から生憎の雨だったが幸い今日は建物の中 ![]() 映画の中にはオーディションシーンが二つあるがその中の一つの撮影。 ![]() 台本はセリフとト書きだけで構成されている。 ト書きは、行動を出来るだけシンプルに描写する。 例えば小説だと「男は寂しそうに時計を見つめ静かに時計を外す後ろ姿は、哀愁を感じさせた」という文章を、ト書きだと「男は時計を外す」だけの書き方になる事が多い。 この時計を外すという行動をどのような芝居にするかは監督のイメージであり、それを受け止めた俳優の役作りにかかっている。 哀愁の演技一つにしても静かに時計を外せば哀愁を感じさせるかというと必ずしもそうとは言えず、荒っぽく時計を外す方が逆に感じる場合もある。 表情、視線、姿勢、動きなどでどのように表現するか、またそれを監督としてどう演出するか、それを考えるのが難しくも楽しい。 自分がこういう演出が良いと思っても、まずは俳優に自由にやってもらう。 自分が考えたのより面白い場合もけっこうある。スタッフからの意見も貴重で、思ってもみない演出案が飛び出す。 それらを監督として受け止めてよしそれで行こう! となる時もあれば、いやここはどうしても自分の演出にこだわりたいという時もある。演出が生き物のようにいろんな表情を見せ始めるその瞬間が本当に面白い ![]() |
お久しぶりです!!! |
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2008-11-11 Tue 17:42
監督の早瀬です
![]() 現在約2か月にわたる編集作業に入っています。 現場の雰囲気をもっと知りたいという声がたくさんあり、9月15日からの監督日記を 今日から再開して少しずつアップしていきます。 ↓ 【9月15日】 15日は敬一のアパートの中での撮影。 美術担当と装飾担当、小道具担当の素晴らしい仕事のお陰で昭和40年代の アパートの雰囲気がリアルに再現されている。 ![]() このあたりもこの映画の見所の一つ ![]() 狭い部屋の撮影だから中は熱気むんむんで普通の撮影よりも体力を使う。 スタッフ全員は入れず外の道路で待機するスタッフもいる。 朝から夜までだから相当きつい。 運悪く雨が降り出して傘をさしたり雨合羽を着たりするスタッフ達。 中も外もみんな大変な中、今日も映画撮影は進んでいく。 みなさんお疲れ様! |
裏を支える方々 |
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2008-10-01 Wed 10:21
映画の中には、過去のストーリーも出てきます。
当時のろうあ運動の様子、使われていた手話表現なども できるだけ忠実に表現する必要があります。 そのために、ろうあ運動の先輩方に協力を仰ぎました。 時代考証として野澤克哉氏に、 手話監修に日本手話研究所の方々にお願いしました。 手話監修の集まりは、8月22日に行われ、 大杉事務局長 標準手話確定普及研究部 関東班長 田中研究員 標準手話確定普及研究部 関東班員 大槻(孝)研究員 標準手話確定普及研究部 関東班員 那須研究員 標準手話確定普及研究部 関東班員 早瀬(久美)研究員 の方々からご意見を伺いました。 ![]() 写真は、左が田中保明氏、中央が大槻孝氏で、 脚本のコピーをひざ上に、昭和45年頃の手話表現を思い出して表現しているところです。 ![]() また、野澤氏には現場にも来て下さいました。 大勢のろうあ運動を担ってきた方々にも支えられていることを実感します。 |

一人で何役も演じつつ飛んだり跳ねたりしている私を、飼い犬が不思議そうに見つめてくる













































